信頼の条件が実際に使っている・具体的・欠点も書いてあるだとすると、自社発の紹介文は構造的に不利です。
使っていない。作り手や売り手は、その商品を客として使ってはいません。具体的になりにくい。どの客にも当てはまる書き方をするので、表現が一般化します。欠点は書けない。書けば売れなくなると考えるからです。
ここを力技で埋めようとして、多くの会社がお客様の声を載せます。ところがこれも、集め方を間違えると同じ罠にはまります。『大変満足しています。ありがとうございました』だけが並ぶページは、具体性も欠点もない。形式が口コミでも、中身が宣伝文なら効きません。
差が出るのは、集め方です。アンケート用紙は満足度しか集まりません。5段階の評価と、一言の感想。ここからは記事になる素材が出てきません。
取材にすると変わります。30分もらって、導入前に何に困っていたか、何と比べたか、決め手は何だったか、使ってみて期待と違った点はあったかを順に聞く。話し言葉で聞くので、具体的な場面が出てきます。
そして期待と違った点を必ず聞く。ここが3条件の最後を満たす部分です。『思ったより設定に時間がかかった』『最初の説明が専門的すぎた』。こうした一文が入っている記事は、他の部分の信頼度まで引き上げます。都合の悪いことを載せている媒体だと分かるからです。
私たちBEYONDは、外から助言するコンサルではなく、中小企業同士が連合して複数の実業を回している当事者です。取材する側と、される側の両方を経験しています。
される側になって分かったのは、取材そのものが関係を強くするということです。時間を取って話を聞かれ、自分の判断が記事になる。これは相手にとって悪い体験ではありません。掲載後、その取引先との会話が明らかに増えました。記事を作る目的で始めたことが、関係維持の施策にもなっている。
そして取材の副産物として、自社が思っていた強みと、客が評価していた点がずれていることが分かります。技術の細かさを売りにしていたつもりが、実際に評価されていたのは連絡の早さだった、という具合に。この発見は、記事より価値があることも多い。
手間としては、1本あたり取材30分と執筆2時間程度です。月に1本でも、1年で12社分の具体的な話が積み上がります。自社で書いた12本より、確実に効きます。理由は最初に挙げた3条件のとおりで、使っている人の、具体的で、欠点も含んだ話だからです。
発信の目的・ネタ源・型・継続性の4観点から、伝わらない原因をレーダーで特定します。登録不要・その場で結果。
▶ 情報発信診断をはじめる 無料で相談するBEACON(BEYOND PLAYBOOK)は、記事を代筆して終わりではありません。BEYOND Holdings 自身が実業を回す当事者として、取材先の選び方 → 質問の順番づくり → 欠点の扱い方 → 掲載確認の進め方までを、貴社の商材と取引先の関係に合わせて一緒に組み立てます。狙うのは、社外の言葉で信頼が積み上がる状態です。
まずは無料の情報発信診断で、いまの発信のどこが詰まっているかを確かめてみてください。結果を見ながら、最初に取材する1社を一緒に決めましょう。
※背景データは、株式会社ネオマーケティングが2026年に公表した『口コミ・レビューの利用実態調査(2026年)』において、情報収集で予約・比較・口コミサイトを利用する割合が宿泊86.6%・家電80.7%・飲食80.3%であったこと、SNSのレビューが信頼される条件として実際に使用していること・内容が具体的であること・悪い点にも言及があることが示されたことを参照しました。同調査は同社が実施した自社調査です。取材内容の掲載にあたっては、取引先の許諾および表示に関する法令の遵守が必要です。