一つ目、検索の入口にならない。人が調べるとき打ち込むのは『◯◯は何日かかりますか』のような具体的な質問です。ところが1ページに30項目が並んでいると、そのページ全体が何のページなのか曖昧になります。一つひとつの質問が、独立した答えとして扱われません。
二つ目、社内で使えない。営業が客先からの質問に答えるとき、長いFAQページのリンクを送っても『どこに書いてありますか』と返ってきます。結局、該当部分をコピーして貼り直すことになる。手間が減っていません。
三つ目、更新が止まる。1ページが長くなるほど、手を入れるのが億劫になります。古い情報が混ざっていても、全体を読み直す気力がわかない。まとめた形式は、更新のコストを上げます。
ここが最大の利点です。お客様が実際に口にした質問は、他の人が検索窓に打ち込む言葉とほぼ同じです。
キーワードを調べる作業も、狙う言葉を考える作業も要りません。すでに現場で何度も聞かれている質問が、そのまま需要の証拠になっています。3回聞かれた質問は、聞かずに検索した人がその何倍もいるということです。
そして1記事に割ると、その質問文をそのまま見出しにできます。ページの主題が一つに定まり、答えを探している人の目的とぴったり重なる。まとめたページでは、この一致が起きません。
私たちBEYONDは、外から助言するコンサルではなく、中小企業同士が連合して複数の実業を回している当事者です。発信を続けるうえで最も効率が良かったのが、この方法でした。
理由は単純で、書く前に需要が確認されているからです。通常のブログ記事は、書いてみないと読まれるか分かりません。ところが実際に聞かれた質問は、すでに一人は必要としていたことが確定しています。外れが構造的に少ない。
そして副次的な効果が二つありました。一つは営業の時短。同じ質問への回答をリンク1本で送れるようになり、しかも内容が統一されました。もう一つは新人の教育。よく聞かれる質問と答えが記事として並んでいるので、入社直後の人がそれを読むだけで、現場で必要な知識の大部分に触れられます。
逆に注意点もあります。質問を集め始めると、社内で決まっていないことが次々に見つかります。『それは場合によりますね』で済ませてきた領域が可視化される。手間ではありますが、これは記事の副産物としてはかなり価値のあるほうです。答えを書けるようにする作業が、そのまま業務の標準化になります。
発信の目的・ネタ源・型・継続性の4観点から、伝わらない原因をレーダーで特定します。登録不要・その場で結果。
▶ 情報発信診断をはじめる 無料で相談するBEACON(BEYOND PLAYBOOK)は、記事を代筆して終わりではありません。BEYOND Holdings 自身が実業を回す当事者として、質問の集め方の定例化 → 見出しの立て方 → 3行構成の型 → 条件分岐の詰め方までを、貴社の商材に合わせて一緒に組み立てます。狙うのは、営業の時短と検索の入口が同時に増える状態です。
まずは無料の情報発信診断で、いまの発信のどこが詰まっているかを確かめてみてください。結果を見ながら、最初に割る5問を一緒に選びましょう。
※本文中の手順は、BEYOND Holdings が複数の実業を運営する中で用いている一般的な整理です。業種・商材・検索環境により有効性は異なり、成果を保証するものではありません。