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#情報発信#ブランディング#集客・新規
Branding Column · 2026.07.09

『宣伝っぽい』でも
『こっそり』でもない発信の書き方

発信しても、宣伝丸出しの投稿は一瞬でスクロールされて終わり。かといって商品を自然に紛れ込ませれば、いまは法律違反になりかねない。2023年10月のステマ規制で『広告なのに広告だと分からせない発信』が明確に禁じられ、消費者は以前にも増して『宣伝の匂い』に敏感になりました。宣伝でも隠しでもない、第三の書き方が要ります。

1.いま起きている事実 ── 『隠れ宣伝』は違法になった

2023年10月1日、景品表示法の改正でステルスマーケティング(ステマ)が不当表示として規制対象になりました。事業者が自社の広告であることを隠して発信する行為は違反で、規制の責任を負うのは依頼した事業者(広告主)側です。SNSで『個人の口コミ』と『企業の宣伝』の境目が曖昧になったことが、社会問題として立法にまで至りました。

これは絵に描いた餅ではありません。消費者庁が2025年7月に公表したデータでは、直近1年間で命じられた課徴金の総額は約3億3,348万円。『バレなければ』は、もう通用しない前提です。中小企業にとっても、社員や知人にこっそり書かせる、レビューを装う、といったやり方はリスクそのものになりました。

2.これが発信に意味すること ── 逃げ場は『正直な価値提供』だけ

宣伝と気づかせない書き方が封じられ、宣伝丸出しは相手に届かない。すると残る道はひとつ、『これは自社の発信です』と正直に立った上で、それでも読む価値がある中身を出すことです。隠すのではなく、堂々と名乗り、役に立つ。読み手が『宣伝でも、これは読んでよかった』と思えるかどうかが、すべての分かれ目になります。

隠すから嫌われる。
正直に、役に立つから読まれる。

3.自社ならどう書くか ── 嫌われない発信の設計

『8割は相手の得、2割が自社』の比率で書く
選び方・失敗例・見分け方など、買わなくても役立つ話を主役にする。売り込みは末尾に少しで十分。役立つ話の器に、そっと自社を乗せるのが基本比率です。こんな現場:全投稿が『◯◯できます』の一点張り
売り込みたい時ほど『PR』と正直に明示する
キャンペーンや商品紹介は、隠さず『PR』『当社の商品です』と書く。ステマ規制以降、正直な明示はむしろ信頼の証。堂々と名乗った宣伝は嫌われず、隠した宣伝だけが嫌われます。こんな現場:宣伝を体験談っぽく偽装している
一次情報 ── 自社の現場でしか書けない中身にする
どこかで読んだ一般論は、いまや生成AIが一瞬で出す。刺さるのは『実際にやってみた数字・失敗・手順』という現場発の話。当事者しか書けない中身は、宣伝臭を超えて読まれる。こんな現場:ネットで拾えるノウハウの焼き直しばかり

4.『売りたい気持ち』を一段引くと、伝わる

発信が宣伝臭くなるのは、書き手が『売りたい』を我慢できていないからです。読み手が欲しいのは商品情報ではなく、自分の課題が解ける手がかり。まず相手の役に立ち切る。その積み重ねが信頼になり、いざという時に『あの会社に頼もう』へつながります。急いで売り込むほど、遠回りになります。

大切なのは、隠すことでも派手に売ることでもなく『正直に立って、役に立つ』ことBEACONは、この価値提供型の発信を、ネタ切れせず続く仕組みに落とし込みます。

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