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#情報発信#集客・新規#業務効率化
Branding Column · 2026.09.08

新しい記事を増やすより、古い記事を直すほうが効く|更新の順番と、触ってはいけない記事

発信の成果が出ないとき、多くの会社が最初に考えるのは本数を増やすことです。月2本を4本に、4本を8本に。
ところが、手元にある記事が古いまま放置されているなら、増やすより直すほうが先です。古い数字や、すでに終わった制度が載ったままの記事は、読まれるほど信用を削ります
新しく書いた一本が読まれる確率より、すでに読まれている記事が間違っている確率のほうが、たいてい高い

1.増やすほうが効く、という思い込み

本数を増やす発想が生まれる理由は分かります。増やすのは行動として分かりやすく、進捗が数えられるからです。今月4本書いた、と報告できる。一方、更新は成果が見えにくく、報告もしづらい。

しかし、すでに公開されている記事には、すでに読者がついています。何もしなくても、毎月一定数の人が読んでいる。その記事に古い数字が載っていれば、その人数分だけ間違いが届いているということです。

新しい記事は、読まれるまでに時間がかかります。すでに読まれている記事を直すほうが、効果が出るまでの距離が短い。これは検索の話というより、単純な算数です。

新しく書いた一本が読まれる確率より、すでに読まれている記事が間違っている確率のほうが高い

2.古さには、三つの種類がある

一つ目は事実の古さ。統計の数値、制度の内容、税率、期限。これは間違いになるので、最優先で直します。読み手が実際に損をする可能性があるからです。

二つ目は前提の古さ。当時は正しかったが、状況が変わって前提が成立しなくなったもの。金利がほぼゼロだった頃の資金の話、人が採れた頃の採用の話。間違いではないが、いま読むと役に立ちません

三つ目は自社の古さ。もうやっていないサービス、いない担当者、変わった連絡先。これが一番みっともなく、しかも一番よく残っています

三つは直し方が違います。一つ目は数字の差し替え、二つ目は書き足し、三つ目は削除か統合。この区別をせずに『全部見直す』と決めると、量に負けて止まります

3.更新の、四つの手順

数字と制度が入っている記事だけを、先に抜き出す
全記事を読み直す必要はありません。本文にパーセント記号、年号、法令名、金額のいずれかが入っている記事を機械的に抜き出す。それが最優先の一覧です。多くの会社で、全体の二割から三割に収まります。この二割を直すだけで、信用に関わる部分はほぼ片づきますポイント:全部を見直さず、数字が入った記事だけ抜き出す
直したら、更新日を書き換えて理由を一行残す
本文だけ直して日付が古いままだと、読み手には古い記事のままに見えます。更新日を書き換え、記事の末尾に『○年○月、統計を最新版に差し替え』と一行残す。何を直したかが書いてあると、直していない部分も信用されます。逆に、黙って書き換えると、後から読み比べた人に不誠実に見えます。ポイント:更新日と、直した内容の一行をセットで残す
似た記事は、統合して一本にする
同じ話題で薄い記事が三本あるなら、一本にまとめて厚くしたほうが、どの一本よりも読まれます。統合するときは、残す一本に他の内容を吸収し、消す記事から新しい記事へ案内を置く。数を減らすことに抵抗があるかもしれませんが、読み手にとっては選ぶ手間が減りますポイント:薄い三本より、厚い一本のほうが読まれる
触ってはいけない記事を、先に決めておく
全部を直すべきではありません。当時の状況を記録した記事、創業や出来事を書いた記事、日付が意味を持つ記事は、そのまま残します。これらを『古いから』と現在形に直すと、記録としての価値が消えます。冒頭に『○年時点の記事です』と一行足すだけで十分。直すのと、注記するのを使い分けてください。ポイント:記録としての記事は、直さず注記する

4.実業の当事者として言えること

私たちBEYONDは、外から助言するコンサルではなく、中小企業同士が連合して複数の実業を回している当事者です。自分たちも記事を書いて公開しているので、この問題は毎月直面しています。

実感として、更新が後回しになる理由は、時間ではありません。新しく書くのは前向きな作業ですが、古い記事を直すのは過去の自分の間違いと向き合う作業だからです。心理的な負担が違う。だから『時間ができたら』と言い続けることになります。

だから運用でしか解決できません。新規と更新の本数を、最初から比率で決めておく。たとえば新規3本に対して更新1本。更新を予定に入れておかないと、永久に来ません

もう一つ、見落とされがちな効果があります。古い記事を直すと、書き手が自社の変化に気づきます。二年前に書いた内容といまの考えが違っていれば、そこには何かが起きている。その差分こそが、次に書くべき新しい記事の題材になります。更新はネタ切れの対策でもあります。

最初の一歩は、自社の記事の中で最も読まれている三本を開き、数字と制度の記述を確認することです。読まれている順に見るのが要点です。誰も読んでいない記事の間違いは、実害がありません

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5.BEACON は、更新の順番づくりから一緒に立つ

BEACON(BEYOND PLAYBOOK)は、記事を代筆する立場ではありません。BEYOND Holdings 自身が実業を回す当事者として、数字と制度を含む記事の抽出 → 古さの三分類 → 統合と注記の判断 → 新規と更新の比率決めまでを、貴社の記事の量に合わせて一緒に整理します。狙うのは、古い記事が信用を削らない状態です。

まずは無料の情報発信診断で、伝わらない原因がどこにあるかを確かめてみてください。結果を見ながら、最初に直す三本を一緒に選びましょう。

※本記事は既存コンテンツの更新に関する一般的な整理であり、検索順位や集客上の成果を保証するものではありません。記事の統合や削除を行う場合は、リンクや導線への影響を確認したうえで実施してください。制度や統計に関する記述を更新する際は、必ず公表元の一次情報をご確認ください。