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#ブランディング#情報発信#集客・新規
Branding Column · 2026.07.06

『とりあえずSNS全部』が
認知を広げない理由

認知を広げたい。そう思った社長がまずやりがちなのが、『Instagramも、Xも、TikTokも、とりあえず全部やる』という手当たり次第の発信です。ところがこれ、いまの環境ではもっとも疲れて成果の出ない選び方かもしれません。理由は、チャネルごとに利用者の数も、年代も、使う目的も、驚くほど偏っているから。届けたい相手がいない場所を、いくら頑張っても認知は広がりません。

1.常識をほぐす ── 『全部やる』が続かない構造

『発信は数を打てば当たる』『とにかく露出を増やせ』──よく聞く常識です。しかし人手の限られた中小企業がこれをやると、たいていどのチャネルも中途半端なまま更新が止まります。写真を撮り、動画を編集し、文章を書き、5媒体に投稿する。これを本業の片手間で回し続けられる会社は、ほとんどありません。

しかも問題は労力だけではない。総務省の2025年の情報通信白書によれば、SNSの利用率はLINEが91.1%、YouTubeが80.8%と突出する一方、Instagramは52.6%、Xは43.3%、TikTokは33.2%、Facebookは26.8%と大きく差があります。つまり『全部』は等価ではない。全部に等しく力を注ぐのは、母数の小さい場所にも同じ手間をかけるということ。労力の配分としてまず合理的ではないのです。

2.本当の分かれ目 ── チャネルは『相手がいる場所』で選ぶ

チャネルは、利用者数だけでなく年代と目的でくっきり分かれます。同じ白書で、Xは20代の利用率が78.0%と突出し、Instagramは10〜30代で7割超。一方Facebookは30〜40代が中心層です。若い個人客に売る事業と、40代以上の経営者に売る事業とでは、頑張るべき場所がまるで違う

さらに、人が『世の中の動きを知る』のに最も使うメディアは、全体ではインターネットが54.4%で最多ですが、60代・70代ではいまだにテレビが1位。あなたの客層が高齢の経営者なら、SNSより地域紙や紹介、業界メディアのほうが届くかもしれません。認知を広げる第一歩は、投稿を増やすことではなく、『自社の客はどこで情報を得ているか』を突き止めることなのです。

認知は『発信量』では広がらない。
相手がいる場所に、絞って置くから広がる。

3.自社ならどう動くか ── チャネル選定の3ステップ

客を一人、具体的に思い浮かべる
『30代の共働き世帯』『地方の製造業の社長(50代)』など、実在の顧客一人まで解像度を上げる。その人が毎日どの画面を見ているかを想像する。ここが曖昧なままだと、チャネルは絶対に選べないこんな現場:『みんな』に届けようとして、誰にも届いていない
その人がいる場所を『1つ』決めて集中する
年代・目的のデータと照らし、最も相手が多い場所を一点選ぶ。5媒体を薄くやるより、1媒体を『あの会社といえばこれ』と言われるまで深くやるほうが認知は残る。こんな現場:全チャネルが更新3ヶ月前で止まっている
1つが回り始めてから、隣へ広げる
一点で反応が出て運用が習慣化したら、素材を再利用して隣接チャネルへ展開する。同じ写真・文章を形を変えて流用すれば、労力を増やさず面を広げられる。こんな現場:最初から全方位で始めて息切れした

4.『どこで』を決めれば、『何を』は後から効く

発信が続かない会社の多くは、ネタがないのではなく相手と場所を決めていないのです。届ける相手が一人に定まり、その人がいる場所が一つに絞られれば、『何を書くか』は驚くほど楽になります。逆に、相手も場所も曖昧なまま全チャネルに投稿しても、認知は広がらず労力だけが消えていく。

大切なのは、露出の量ではなく『届けたい相手がいる場所に、絞って置く』ことMAGNETは、このチャネル選定と発信設計を、現場で無理なく回る形に落とし込みます。

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5.MAGNET は、『どこで戦うか』から一緒に決める

MAGNET(BEYOND PLAYBOOK)は、アドバイスして終わりではありません。BEYOND Holdings 自身が複数の実業で、限られた人手のなかで認知を広げてきた当事者として、客の解像度を上げる → 相手がいる場所を一点に絞る → 回り始めてから広げるという順番を、貴社の現場に合わせて一緒に組み立てます。全部やる必要はありません。勝てる場所を、一つ選ぶことから始めましょう。

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