長く続いたゼロ金利が終わり、借入コストが効く時代に入りました。政策金利は0.5%まで上がり、原材料費・人件費の上昇も止まりません。2024年の実質GDP成長率は0.1%と、環境はぶれが大きい。こうした中で「3年後に売上◯億円」と数字だけを精緻に積み上げた計画は、初年度で前提が狂えば、ただの紙になります。
だからといって「先が読めないから計画はムダ」というのは逆です。不確実だからこそ、どこへ向かうのかという旗がいる。読めないのは外部環境であって、自社が目指す姿ではありません。NORTHの立場で言えば、中期経営計画とは数字の予言書ではなく、ビジョンを3年スパンの行動に翻訳した地図。変わる前提に合わせて地図を引き直し続ける——その作法が、この局面では効きます。
中計の作り方には、現状から足し算で伸ばす「積み上げ」と、ありたい3年後から引き算で降ろす「逆算」があります。積み上げは堅実に見えて、今のやり方の延長線しか描けない。人手不足や金利上昇で構造が変わる局面では、延長線の先に未来がないこともある。だから先に「3年後にこうありたい」という到達点を置き、そこから逆算して今年やることを決めます。
そして到達点は、社長の願望ではなく会社のビジョンから引く。何のために存在する会社かが定まっていれば、3年後の姿は自ずと方向が決まります。逆算とは、理念と日々の行動を一本の線でつなぐ作業。だからこそ中期経営計画は、財務部門だけでなく理念を預かる経営の中心が引くべきものなのです。
BEYOND自身、9社の連合として方向を合わせるために計画を回しています。前提が動く前提で組むので、固定の3年計画ではなく毎年引き直すローリングを基本にしています。NORTHが見る言語化・共有・浸透・運用の観点で、次の三段を勧めます。
順番が肝です。①ビジョンから3年後を描き、②逆算で今年の一手に降ろし、③毎年引き直す。当てにいく計画から、向かい続ける計画へ。これで中計は「初年度で陳腐化する紙」から「環境が動いても効く羅針盤」に変わります。
理念の言語化・共有・浸透・運用の観点から、向かう先がどこで曖昧になっているかをレーダーで可視化します。登録不要・その場で結果。
▶ 理念・ビジョン診断をはじめる 無料で相談するNORTH(BEYOND PLAYBOOK)は、立派な中期経営計画書を作って棚に納めて終わりにはしません。ビジョンの言語化 → 3年後からの逆算 → 毎年のローリング運用まで、貴社の現場で回る形に一緒に作ります。私たちは評論家ではなく、9社という"前提が動きやすい連合"を一つの旗でまとめ、計画を毎年引き直してきた実業集団。机上の3年計画ではなく、環境が動いても効く地図の引き方を持っています。
まずは無料の理念・ビジョン診断で、いま向かう先がどこで曖昧になっているかを掴むところから。結果を見ながら、3年後から逆算する最初の一手を一緒に決めましょう。