2025年度の倒産は前年度比3.5%増の1万425件。注目すべきは中身で、原材料・エネルギーの値上がりに価格転嫁が追いつかない『物価高』倒産が963件と過去最多になりました。製造業では大企業の業況がプラス圏で推移する一方、中小企業はゼロ近傍からマイナスで、転嫁の遅れが数字に出ています。
ここで多くの社長が陥るのが「売上は前年並みなのに、なぜか資金繰りが苦しい」という状態です。理由は単純で、売上の絶対額が同じでも、その中身(=商品構成)が低粗利に傾いているから。原価が上がった分だけ、よく売れる定番品の利益が薄くなり、気づけば「働けば働くほど残らない」構造になっているのです。
売上を金額順に並べると、上位2割の商品で売上の8割を作っている――これはABC分析でよく見る景色です。ただし、コスト高の今は『売上のABC』だけ見ても判断を誤ります。よく売れているAランク品が、実は値上げできずに粗利を一番削っている、ということが起きるからです。
だから見るべきは売上累計構成比ではなく、粗利累計構成比。単価マイナス原価で1品ごとの粗利額を出し、その大きい順に並べ替える。すると「売上は地味だが粗利を稼ぐ縁の下の主力」と「売れているのに利益を食う見せかけのエース」がくっきり分かれます。組み替えの起点はここです。
いきなり全商品を入れ替えても現場は回りません。正解は、粗利額の上位3品と下位3品だけをまず特定すること。上位はもっと前に出し、下位は値上げか縮小を決める。たったこれだけで、原価高に押されていた利益に余白が生まれます。
大切なのは、売れ筋の感覚で決めないこと。粗利で並べ替えてから当てにいく。SURGEはこの順番を、現場で続く形に落とし込みます。
単価・客数・リピート・商品構成の4観点から、売上の天井を外す「初手」をレーダーで特定します。登録不要・その場で結果。
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