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#集客・新規#売上アップ#意思決定
Sales Column · 2026.09.17

紹介をお願いしたのは、いつも数字が足りない月だった

ある設備工事会社(想定事例)は、紹介が欲しいと言い続けていました。ところが実際に頼むのは、決まって数字が足りない月です。
その時期に『どなたかご紹介いただけませんか』と頼むと、相手は困った顔をします。当然で、相手にとっては何の脈絡もない依頼だからです。
変えたのは頼み方ではありませんでした。頼むタイミングを、自社の都合から相手の感情に合わせただけです。

1.頼む時期が、自社の事情で決まっていた

紹介依頼が出るのは、月末、期末、数字が足りない時。つまり自社の都合です

相手から見ると、しばらく連絡がなかった会社から久しぶりに来た連絡が、お願いごとでした。しかも自分には何の得もない話です。断る理由はないが、動く理由もない。

そして頼み方も抽象的でした。『どなたかいい方がいれば』。言われた側は、誰を紹介すればいいのか見当がつきません。思い出す手がかりがゼロなので、社交辞令で終わります

相手が困るのは、紹介が面倒だからではない。誰を紹介すればいいか分からないから

2.納品直後の一言に変えた

やったことは、依頼のタイミングを納品・完了・引き渡しの直後に移したことです。

理由は単純で、その瞬間が最も満足度の高い時点だからです。しかも『ありがとうございました』の流れの中で自然に言えます。改めて電話をかけ直す必要がありません。

言い方も変えました。『どなたか』ではなく、『御社と同じくらいの規模で、同じ設備を使っている会社』と具体的に言う。相手の頭の中で顔が浮かぶ粒度まで絞ります。

そして、その場で出てこなくても構わないと先に伝えました。『もし思い当たる方がいたら、で結構です』。断りやすくすると、かえって後から連絡が来ます。その場で答えを求められると、人は無難に流すからです。

3.頼み方の、四つの手順

頼む時期を、カレンダーではなく業務の節目に固定する
月末や期末ではなく、納品直後・完了報告時・定期点検の直後。業務の流れに紐づけると、自社の数字の都合で頼まなくなります。タイミングを決めた瞬間から、依頼は営業行為ではなく手順になります。手順になれば、言い出しにくさもなくなります。ポイント:頼む時期は、カレンダーではなく業務の節目に付ける
紹介してほしい相手を、条件三つで言う
業種・規模・困っていること。この三つを言えば、相手は具体的に思い出せます。『どなたか』では、記憶を検索する手がかりがありません。三つに絞るのが要点で、五つ言うと今度は当てはまる人がいなくなりますポイント:思い出す手がかりを三つ渡す
紹介する側の顔が立つように、先に負担を下げる
『お名前だけ伺えれば、こちらからご連絡します』『無理に会っていただかなくて結構です』。紹介する人が一番気にしているのは、紹介した相手に迷惑がかからないかです。自分の信用を貸す行為だからです。ここを先に下げておくと、判断が軽くなります。ポイント:紹介する人が守りたいのは、自分の顔
紹介が発生したら、結果を必ず戻す
会えたか、契約になったか、ならなかったか。戻さないと、二度目はありません。紹介した側は結果を気にしているのに、何も聞こえてこない状態が一番落ち着きません。契約にならなかったときこそ、丁寧に報告する。結果より、扱いを見られています。ポイント:結果を戻すことが、二度目の紹介を作る

4.やってみて分かること

私たちBEYONDは、外から助言するコンサルではなく、中小企業同士が連合して複数の実業を回している当事者です。紹介で仕事をいただくことも、紹介する側に回ることもあります。

実感として、紹介が増えない会社は、仕組みがないのではなく、頼む瞬間が悪いだけでした。同じ言葉でも、満足度が高い瞬間に言うかどうかで反応がまったく違います。

そして、紹介を頼むことを『お願い』だと思っているうちは通りません。相手にとっては、自分が良いと思ったものを人に教える行為です。良い仕事をした直後なら、それは自然な流れになる。頼みにくいと感じるのは、タイミングがずれている合図だと考えてください。

もう一つ。紹介してくれた人へは、金銭ではなく情報を返すほうが長く効きます。報酬を出すと、相手の推薦が商売に見えてしまう。結果の報告と、その後の付き合い方のほうが関係を強くします。

制度として謝礼を設ける場合は、業種によって制限があります。保険、不動産、金融、士業など。設計する前に確認してください

最初の一歩は、来週納品予定の案件を一つ選び、完了報告の場で言う一文を先に決めておくことです。その場で考えると、必ず『どなたか』になります。

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5.SURGE は、頼む型づくりから一緒に立つ

SURGE(BEYOND PLAYBOOK)は、営業を代行する立場ではありません。BEYOND Holdings 自身が実業を回す当事者として、依頼する業務の節目の特定 → 条件三つの言語化 → 紹介者の負担を下げる言い方 → 結果を戻す運用までを、貴社の商売に合わせて一緒に組み立てます。狙うのは、言い出しにくさのない依頼です。

まずは無料の売上診断で、売上が伸びない原因がどこにあるかを確かめてみてください。結果を見ながら、納品時に言う一文を一緒に決めましょう。

※本記事の会社の場面は、中小企業でよくある状況をもとに構成した想定事例であり、特定の企業を指すものではありません。紹介に対して報酬や謝礼を設ける場合、保険・不動産・金融・士業などの業種では業法上の制限があります。制度として設計する前に、所管の規定および弁護士等の専門家にご確認ください。本文中の手順は一般的な整理であり、成果を保証するものではありません。