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#売上アップ#集客・新規#数字・見える化
Sales Column · 2026.06.16

一度きりの客を常連に変える
広告に頼らずリピート率を上げる方法

新規のお客様を1人取るコストは、既存のお客様に再び買ってもらうコストの約5倍かかると言われます(1:5の法則)。さらに、顧客離れを5%減らせば利益は最低25%改善する(5:25の法則)とも。人手不足で広告にも営業にも人を割けない今、売上の伸びしろは「新規をもっと」ではなく、すでに買ってくれた人の2回目に眠っています。

1.ある会社の話 ── 走り続けているのに、楽にならない

(以下は想定事例です)社員8人の地域の工務リフォーム会社。社長は集客に必死で、チラシとポータルサイトに毎月の予算を投じ、問い合わせのたびに見積りに飛んでいく。受注は取れる。けれど、取っても取っても楽にならない。理由は単純でした。一度工事をしたお客様と、その後ほとんど接点を持っていなかったのです。

そこに追い打ちがかかります。2025年度の最低賃金は全国加重平均1,121円(+6.3%)、人手不足倒産は過去最多の442件。職人も事務も増やせず、広告を回す人手すら足りない。「新規をもっと」という勝ち筋が、構造的に細くなっていました。

2.動いたこと ── 「2回目」を初めて設計した

社長がやめたのは、新規の量を追うことでした。代わりに、過去3年に工事をした全顧客の名簿を作るところから始めます。そして「売って終わり」だった関係に、次の接点を一つずつ設計していった。やったことは派手ではありません。けれど半年後、新規の予算を増やさないまま、点検・補修・追加工事の受注が積み上がりはじめた。一度きりだった客が、戻ってくる客に変わったのです。

3.この会社がやった4つのこと(そのまま真似できる)

「誰が客か」を名簿にする
頭の中や担当者の記憶にある顧客を、一覧の形に出す。これがないとリピート施策は何も始まりません。過去客は、新規より圧倒的に安く再受注できる資産です。こんな現場:常連の顔は浮かぶが、名簿がどこにもない
2回目の「きっかけ」を商品側に作る
点検・補充・定期メンテなど、次に連絡する自然な理由を設計する。お客様が思い出すのを待つのではなく、こちらから接点を持てる仕組みを商品に組み込む。こんな現場:次の注文は「お客様が困ったら」任せ
離れた理由を、去り際に必ず聞く
5:25の法則どおり、離反を数%抑えるだけで利益は大きく変わる。だから「なぜ次に繋がらなかったか」を記録する。値段なのか、忘れられたのか、不満なのか──原因で打ち手は変わります。こんな現場:去った客の理由を一度も聞いていない
リピート率を「数字」で見る
2回以上買った客の割合を毎月見る。感覚ではなく数字にすると、どの施策が効いたかが分かり、新規広告とリピート、どちらに次の一円を入れるかを判断できます。こんな現場:売上総額しか見ておらず、内訳が分からない
新規は「5倍のコスト」で取る客。
2回目を設計するだけで、同じ売上が軽くなる。

4.この事例の学び

この会社の売上を支えていたのは、実はすでに取引のあった人たちでした。新規を追うのをやめたわけではありません。追う順番を変えただけです。人も広告費も限られる局面ほど、いちばん安く確実なのは「もう一度買ってくれる人」を取りこぼさないこと。これはどんな業種でも効く、地味で強い一手です。

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5.SURGEは「2回目の設計」まで一緒に作る

SURGE(BEYOND PLAYBOOK)は、アドバイスして終わりにしません。BEYOND Holdings 自身が複数の実業で顧客との関係を作り続けてきた当事者として、顧客名簿の整備 → 2回目のきっかけ設計 → リピート率の見える化まで、貴社の現場で回る形に一緒に落とし込みます。新規を増やすより前に、足元の取りこぼしを止めるほうが速いことは少なくありません。

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