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#売上アップ#価格・値上げ#集客・新規
Sales Column · 2026.07.02

『まず客数を増やせ』が
逆効果になる時代

売上を伸ばしたい──そう考えたとき、多くの社長がまず手を伸ばすのが新規集客です。広告を打ち、チラシを撒き、営業を増やす。ところがこの『まず客数』という常識、いまの環境ではもっとも高くつく順番かもしれません。客単価と客数、先に上げるべきはどちらか。答えは利益にどれだけ効くかの順で決まります。

1.「客数を増やす」がいちばん高い理由

新規顧客の獲得には、いまお金がかかります。デジタル広告の顧客獲得単価(CPA)は、2025年時点で全業界平均が1件あたり約7,600円、BtoB(法人向け)に至っては約1万5,000円という相場です。1件契約を取るのに1.5万円を先に払う世界です。

しかも、かかるのはお金だけではありません。問い合わせ対応、初回の見積り、立ち上げのやり取り──新規1件には必ず「初回コスト」という手間が乗ります。人手不足で現場が回りきらない会社ほど、この負担は重い。つまり「客数を増やす」は、広告費と人手を同時に食うもっとも重い打ち手なのです。

2.常識をほぐす ── 客単価は「コストが乗らない売上」

ここで見落とされがちなのが、客単価アップにはこの初回コストがほぼ乗らないという事実です。すでに取引のあるお客様に、上位プランや付帯サービスを1つ足す。あるいは適正な価格へ1割戻す。追加の広告費はゼロ、獲得の手間もほぼゼロ。増えた分がそのまま粗利に近い形で残ります

数字で見ると差は歴然です。客数を10%増やすには、広告費と対応工数を10%以上積み増す必要がある。一方、客単価を10%上げれば、コスト構造はほぼ変わらないまま売上が10%伸びる。同じ「10%」でも、手元に残る利益はまるで違う。「まず客数」は、この一番おいしい伸びしろを飛ばして、一番高い道から入ってしまう順番なのです。

客数はコストを連れてくる
客単価は利益を連れてくる

3.自社ならどう動くか ── 上げる順番

まず客単価 ── 既存客への「もう一品・適正価格」
いま買ってくれている人に、上位プラン・付帯サービス・適正価格を当てる。新規コストが乗らないぶん、最初に利益が出るのはこここんな現場:単価の話は後回しで、集客ばかり考えている
次にリピート ── 「2回目の理由」を設計する
一度きりの客を常連に変えれば、獲得コストゼロで売上が積み上がる。単価×回数で取引額が伸び、単発依存から抜ける。こんな現場:受注のたびにゼロから関係を作り直している
最後に客数 ── 単価とリピートが整ってから
客単価とリピートが上がった状態なら、新規1件の生涯価値(LTV)も上がる。同じ広告費でも回収が速くなってからアクセルを踏む。こんな現場:単価が低いまま集客に金を注ぎ、回収できていない

4.順番を間違えなければ、集客も効いてくる

誤解のないように言えば、客数を増やすなという話ではありません。順番の問題です。単価が低くリピートもない状態で集客に金を注ぐと、獲得コストを回収できず息切れする。逆に、客単価とリピートを先に整えておけば、後から入れる新規の一件一件がずっと利益に効く

大切なのは感覚で決めないこと。いまの客単価・リピート率・獲得コストを数字で並べて、自社はどこから手をつけるべきかを見極める。SURGEはこの順番を、現場で回る形に落とし込みます。

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5.SURGE は、伸ばす「順番」から一緒に決める

SURGE(BEYOND PLAYBOOK)は、アドバイスして終わりではありません。BEYOND Holdings 自身が複数の実業で単価・リピート・客数を実際に回してきた当事者として、客単価の見える化 → 2回目の設計 → 回収できる新規という順番を、貴社の現場に合わせて一緒に組み立てます。「まず集客」で消耗する前に、順番を変えるだけで利益は動きます。

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