帝国データバンクの集計によると、2026年上半期の倒産件数は5,335件で前年同期比6.6%増、上半期として2年連続の5,000件超えとなりました。内訳では物価高倒産が556件、人手不足倒産が227件、後継者難倒産が312件と、いずれも過去最多を更新しています(帝国データバンク)。
注目すべきは中身です。販売不振という自社の努力で挽回しうる理由ではなく、コストと人という外側の条件で折れている。つまり、本業の中でどれだけ頑張っても効かない領域が広がっている。加えて2026年6月16日、日銀は政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げました(第一生命経済研究所)。マイナス金利解除以来、累計で1.00%の利上げです。
新規事業の相談で最も多い言葉が「本業が落ち着いたら」です。ゼロ金利の時代、この判断は間違いではありませんでした。立ち上げの赤字を借入で支える費用がほぼタダだったからです。金利のある世界では話が変わります。時間を金で買う行為に、はっきり値札が付いた。同じ運転資金でも、抱える期間が長いほど確実に高くつく。
さらに悪いことに、本業が痛んでからの新規事業は最も条件の悪い状態で始まります。既存事業のキャッシュが細り、金融機関の目線は厳しくなり、社内の人手は本業の火消しに取られる。試行錯誤に必要な時間も、外す権利も、そのときにはもう残っていない。第二の柱は余裕の産物ではなく、余裕があるうちにしか着手できない工事です。
BEYONDは9社の連合体で、それぞれが本業を回しながら次の柱を試しています。その中で「いつ撒くか」を決めるために、実際に使っている基準を三つ挙げます。壮大な事業計画の前に、この三つだけ先に答えを出してください。
順番は、①撒ける期かを数字で判定し、②失える上限を切り、③時間の枠を先に取る。第二の柱は、余裕が生んだ贅沢ではありません。外側の条件で折れる会社が過去最多を更新し、時間に金利という値札が付いた今、本業が好調なこの瞬間こそが、いちばん安く種を撒ける期間です。
自社のアセットと市場の交点から、次に育てる種を見つける診断です。着手できる体力があるかもその場で。登録不要・すぐ結果。
▶ 新規事業の種・診断をはじめる 無料で相談するSEED(BEYOND PLAYBOOK)は、事業アイデアを出して終わりにはしません。撒ける期かを数字で判定する → 失える上限を切る → 誰の何時間を使うかを予定表に入れるまで、貴社の実情に合わせて一緒に決めます。私たち自身が9社それぞれの本業を回しながら次を試している当事者。金利と人手の制約を同じ側で受けている集団だからこそ、机上ではない撒き時の判断ができるのが武器です。
まずは無料の新規事業の種・診断で、自社の強みと撒ける体力を掴むところから。結果を見ながら、今期撒くか来期にするかを一緒に決めましょう。